ネット株とは
ネット株式(売買)とは株券の売買等をインターネット上で行い、売買を繰り返しながらその差益をねらう資産運用の手段の一つです。ここ数年でネット環境の整備も整い利用者の数が増大し、今では株式投資の大部分を占めるメジャーな手段になっています。昔は、証券会社に電話して売買の注文を出すという方法だったそうです。気軽に株式投資ができるという点がネット株の最大の特徴です。そして、専用の株価変動のチャートなどを活用して一日に何回でも売買することが可能ですし、または長期保有することも可能です。以前のように証券会社の窓口で売買していたときにはその手数料の高さから頻繁に売り買いするという風潮ではありませんでした。売買を繰り返すとせっかくの差益も手数料でなくなってしまうからです。
ネット株の種類は現金取引、現金を担保にし数倍程度の額で行う信用取引、いわゆるミニ株と呼ばれる少額の株数を売買する取引、そして外国為替や外国株式、先物取引など様々な種類の投資法が利用できます。ですので自分のスタイルにあった種類と投資法を見つけてましょう。株取引では自分で相場変動をチェックし、売買のタイミングを見極める必要があります。専門家のアドバイスを受けるという選択肢もありますが、それには高額な手数料がかかったりします。。
ネット株をはじめる際にははあらかじめ証券会社に口座を作っておく必要があります。各証券会社から売買のツールは提供されるので複数の証券会社で口座を作って、いろいろ試してみて自分に合ったツールやソフトを使ってみるのも良いでしょう。
ネット株取引での注意点
一般にネットでの株取引は通常の証券会社の窓口に行って行う取引とはまた違ったものです。ネット株をはじめる際にはどういった点を注意するべきでしょうか。
本当に良くあることが入力ミスです。たとえば、自分で注文する際銘柄コードを間違えてしまい100株注文するつもりだったのに1000株と人力してしまって、自分の意図に反して実際の10倍も購入してしまったなどです。あせらず確認を行ってちゃんと正確な数値を入力しましょう。
次に大切なのが予算を決めると言うことです。ネット株ではネット上で簡単にお金を動かせるため感覚がおかしくなりがちです。ゲームの様な感覚でしょうか?。ちゃんと自分で予算を決めてそれをしっかり守ること。さらに、簡単に売ったり買ったりできるからといって、感覚が麻痺してゲーム感覚で売買を繰り返してしまわないようにしましょう。自分の資産運用のルールを決めて、しっかりとした目的と計画をたてましょう。
また、ネット上の情報に振り回されない事も重要です。ひとつのスタンスとして取引所の取引時間中に売買注文を出すとき、リアルタイムの株価を見て、いくらで注文するか迷わないようにする。注文は夜か朝9時前に出してしまい、翌日かまたはその日の夜に約定したかどうかチェックするくらいのほうがいいでしょう。この様に自分なりのルールを確立することが効果的な株式運用につながります。また、ネット上には株式投資や銘柄に関する不正確な情報や間違った情報が沢山出回っているので、正しい情報とそうでない情報を自分で見極めることがもっとも大切です。
ネット株取引にチャレンジ
ネットの普及に伴いいまやすっかり身近なものとなった株式取引。その一因にはやはりインターネットが挙げられるでしょう。インターネット証券を通じて株式取引ができる(オンライントレード)は、一部の専門家だけのものだった株式取引を誰にでもできる気軽なものへと変貌させました。
インターネットで株式取引を行うために、まずはご自分のパソコンのスペックを確認しましょう。それほどハイスペックなマシンを要求されるわけではありません。普通にインターネットにつながればそれで問題ありません。パソコンのOSやブラウザも一般的なものであれば問題はありません。Mac(マック)OSやLinuxでは、ネット株取引を便利にする様々なソフトウェアが使えない場合もありますので注意が必要です。
次に実際に取引口座を開設する証券会社を選びましょう。実際にネット株取引にかかるコストである口座維持管理料や取引手数料、入出金手数料が安いところを選択するのもひとつの方法です。証券会社によって扱っている株等が違うので、よく証券会社のホームページ等をみて商品のラインナップで決めるのも賢いやりかたです。また、ネット株取引に使える多機能なトレーディングソフトウェアを用意している証券会社もあります。これも選択肢の一つとなるでしょう。証券会社が決まったら、ホームページ上で申し込み。必要な項目を入力すれば、申込書が送られてきます。それに記載し、必要な書類を添付して送り返せば、手続き後口座開設です。指定された口座に資金を入金します。インターネットでの株式取引は、こんなに簡単な手続きで始めることができるんです。